Kさんの体験記


  • 「仕事を継続できるようになったことが嬉しい!」、3回の休職から復帰できたKさん (40歳代男性) の体験記と解説

     『ボロぞうきんさんになって仕事をして、メンタル的にダウンして休職してしまいました。何とかしなくてはと色々と試したりして、3回目の休職期間でようやく自分発見の心身医学に出会えました。
     もしも自分発見の心身医学に出会っていなかったら、最終的に仕事を辞めざるを得なかった事態まで追い込まれていただろうと想像ができます。
     仕事でボロぞうきんさんをしていたのは、過去の家庭環境で形成された自分が原因だった事が少しずつ明らかになってきました。
     そうすると、過去の自分、可哀想で動いていた自分が仕事で顔を出す機会が段々と減ってきて、結果余計な事をしなくなり、客観的に物事を見て、給料に応じた業務が少しずつ出来るようになりました。
     まだまだ過去の自分が何度も顔を出すのですが、それでも学ぶ前に比べて、心身共に疲労感が雲泥の差です。
     自分発見の心身医学を学びだしてからは一度も休職せずに会社生活を送ることができていま
    す』


  •  Kさんの問題は何でしょうか。Kさんは多くの兄弟の長男でした。弟や妹たちの面倒を見ることで頼りにされてました。何よりも両親から評価されて、愛と存在価値をもらっていました。
     会社に入って年数が経ち、後輩も増えてきます。Kさんは、面倒を見ることで、愛と存在価値を得る人です。頼りにされることが嬉しいので、エネルギーをその人達のために使います。その上で自分の仕事もしなくてはなりません。
     心身共に疲労困憊しますが、会社からは自分の仕事をすること以外は求められていません。しかし、自分の仕事だけでは、充実感を感じられません。不安すら来ます。そして休職に追い込まれました。それも実に3回です。もう後がありません。職を失います。
     そんななかで、Kさんは自分発見の心身医学の西洋医学・東洋の無・こころ分析の方法に出会いました。
     「人間は、大きな生命の世界の中で、素晴らしい法則と美しい調和によって医学的に生かされて、衣食住と身の安全を得るために社会を営んでいる存在である」ことと、「自分の中に不思議な自分、ふとした優しさの自分がいる。それを感じたときに安心や嬉しさや優しさに包まれて、愛や承認を人から貰う必要がなくなる」ことを理解し、徐々に大きな生命の世界の中で、自分の存在価値を自分自身で感じられるようになっていきました。


  •  そして面倒をみていたのは、小さいときから身についた愛と存在価値を貰う方法であり、自分のためであったこと、そして、後輩たちには、見守ってあげることが、彼らの自発性を育てることだということに気がつきました。
     仕事が行き詰まる人や休職に追い込まれる人は少なくありません。新型コロナ感染症のために状況はさらに厳しくなっているでしょう。
     ただ、どのような人であれ、行き詰まるには理由があります。それを根本的に明らかにして、根本的な解決をしていかなくてはなりません。一時しのぎ的な方法では、リバウンドが繰り返され遂には職や人生を失います。
     自分発見の心身医学は、東洋の無・西洋医学・こころ分析で根本的な原因と本心を明らかにして、自由自在の生き方を得るための方法です。多少時間はかかりますが、リバウンドを繰り返して自滅していくことを考えると、根本解決には意味と価値があると思います。
     今もどうしたら良いかわからず苦しんでいる人には、なんとか自分発見の心身医学に出会っていただけたらと願っています。